Aji de gallina.（アヒ・デ・ガジーナ）

東京MXTVさまにて、今晩夜９時からの生放送終盤で紹介されるお料理詳細。





日本の3.4倍の国土を有するペルーには世界の８０％の気候があり
育たない食材は無いとまで言われています。

首都のある太平洋には寒流暖流、ペルー最高で７０００m近い
アンデスを超えるとその先は大西洋まで続く熱帯雨林ジャングル。

そのような食材豊かな国で、子供からお年寄りまで、全国で愛されているお料理の一つとして
この「アヒ・デ・ガジーナ」があげられると思います。
アヒとはペルーでは唐辛子の事、間の「デ」は日本語の「〜の」、ガジーナは雌鳥の事。

今回はクラシックタイプの作り方を軽く取り上げてみます。















































材料には、鶏胸、玉葱、アヒ・ミラソル、牛乳、パン、ペカンナッツ
付け合わせにはゆで卵、茹でたジャガイモ、ブラックオリーブが定番です。

最近の食堂や定食屋さんではアヒアマリージョやターメリックを使い
色的にとても黄色い印象のものが多いのですが
本来は少しピンクがかった仕上がりになるのです。


アヒについてはこちらを参照下さい。

































この料理が生まれる背景にはインカ帝国がスペインの占領を受け
同時にこの地に連れてこられたアフリカ系の奴隷の方々
その後の日本やペルーの移民の影響等、
まさにペルーこの地ならではの食文化の融合があります。



元々家庭料理であるこのアヒ・デ・ガジーナ
お母さんが子供達や家族を思い栄養価の高い雌鳥を使って考えられたのが始まりです。
今でも市場では雌鳥である証拠が分かりやすいように
キンカン（数珠状の卵になる前の状態）付きでぶら下がって販売されています。
黄色がかった身が特徴な事から、雄鶏に紅花で着色する輩もいるとかいないとか・・・。
もともと南米大陸に今の様なニワトリや牛、豚は存在しません。
スペイン人が持ってきたものです。
唐辛子は現地のものですが、調理法はヨーロッパの食文化ですから、
我々日本人にはないパンを主食とする生活の中の知恵として
あまったパンの利用法があります。
日本で言うお粥の様な感じで、牛乳に浸したパンで煮込みに濃度をつけます。
よく炒めた玉葱と鶏の煮汁パンとほぐした鶏肉、優しい味で唐辛子がアクセント
ナッツのコクもあり、最大の特徴はごはんの付け合わせであること。
煮込みの下のは茹でたジャガイモが忍ばせてあり、食べごたえも十分です。
梅干し代わりのオリーブ、最後にゆで卵とで栄養満点のワンプレートの完成！



今では雌鳥を使って作るお店はほとんど無いでしょうし
新しい料理もどんどん生まれてきています。
基本と歴史を認識した上で新しい料理が生まれると嬉しいですね。



今回出版された「ちょいラテンごはん」では
スーパーで買った食材だけでこのアヒ・デ・ガジーナを簡単に作るレシピがございます。
ペルーの方にも喜んでいただけるレシピに仕上がっておりますので
自信を持ってサーブしてみて下さい。


























































アヒデガジーナ

 

懐かしの荒井電機

最近、今度はボタンの調子が悪くて

ビクビクしながらも

直してやるぜとウズウズしております。


































「秋葉原ラヂオセンター」にお世話になった時の記事。

 

最近作ったセビチェ。

「シェフ」のイマージュさん×荒井商店

技術知識専門誌「シェフ」のイマージュの皆様と

荒井商店チームとで１年半かけて作ってきたレシピ本

「ちょいラテンごはん」が扶桑社さまより

まもなく発売される事になりました！

ペルー料理だけではなく、中南米全般のラテンアメリカの料理を

簡単にご家庭で楽しんでいただく為に、輸入食材を使わず

近所のスーパーにも売っている食材だけで作ることができるレシピ本となっております！

























































ラテンな薬味やソースが毎日の惣菜にアクセントを加えたり

難しいと思っていた料理が簡単に出来てしまったり

明日の晩ご飯に悩んでいる時などにもご活用下さい！







１０月３０日には書店に並ぶそうです。

表紙のお料理はセビチェという魚介の南米風レモンマリネ
夕方割引販売のお刺身盛り合わせで作りました。
ぴりっと辛くてサッパリな感じは癖になります。。






お問い合わせお申し込みはお近くの書店、又はイマージュ株式会社（０３−５４６８−２６５９）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　FAX（０３−５４６８−２６６９）

 

定価：本体1500円（税別）／送料300円
B5判 104ページ
発行：イマージュ（株）　発売：（株）扶桑社

ペルー料理店「荒井商店」の
サーファーシェフTakaさんが作って撮った、
今日食べたい気分の料理

<ページ構成>
■やみつきテイスト
　サルサで今日から何でもラテン味！
■ビールのおともに、簡単で楽しいおつまみ
■おうちで簡単に作れる、ラテンなカクテル
■手巻きタコスでパーティーしよっ！！
■おかずとご飯で一皿完結、
　見せます1週間7バリエーション
■ラテンは結構お米を食べます、
　というわけで、ご飯料理
■日本の家庭料理の新定番に！
　いつもの素材がラテンに変身！
■ちょと小腹が減ったなあ
　という時に対応、粉もんメニュー
■さっぱり系からクリーミー系まで、
　今すぐ試したくなるスープ
■がっつり肉が食べたい日には、
　これを作るべし！
■サブのおかずに加えてね、
　野菜がたっぷりとれるメニュー
■なんだかホッとする素朴なスイーツたち
■番外編「釣った魚を料理する」
　ラテン以外のスタイルで

　　今回、料理以外にも撮影、挿絵なども
　　担当させていただき
　　新たなキャラクターも現れました。
　　←ブログ等でご紹介頂ける心優しい方々
　　よろしければバナーとして
　　お使いいただければと
　　宜しくお願い致しまする。
　　リンク先を変えてアフェリエイトなんてどうですか。。








それと、最後に

今回お買い上げ頂いた方々がお家で作ってみて

どうも上手くいかないとき等

質問受付メールアドレスと

返答した内容をブログ形式で掲載させていただく場所を設けました。

「ちょいラテンごはんオフィシャルブログ」

併せてご活用下さいませ！





















ゆみこ殿もうすぐですね。。。

なんだか緊張してきましたよ

なんでだろう

 

小さいころの最初の物まねは、

だったような。。

母親が掃除機をかけている間に広くなった部屋で帽子を投げた記憶が・・・。











今後は


コックコートに特大安全ピンで

指をグルグル




























突如現れた広告↓うざいのですが、すみません。


センスないですよね。。。


そこで、気分転換。最近のお気に入り「目を養う　密売サイト」是非！