４回目の授業 漆

　先週の授業の翌日には御徒町で購入した漆

マンガまで読んで勉強し

昨日は一滴も酒を飲まず

朝１０時から散髪に行き、その足で開店前のおらがに並びつけ麺・・・

準備万端で多少漆負けにビビリナガラ到着。


さー行くぜと作業台に刷毛と漆を並べていると

先生が渡してきたのは、なんと筆の刺さった湯のみ。

「ゼラチンが入ってますから、塗ってください」と・・・







































絹の糸表面を滑らかにすることと

隙間を整える為に塗りつけ、手ぬぐいのようなもので

余ったゼラチンを、糸を巻いた方向にきつく抜き取る。

巻き目と平行に行わないと解れてしまう。





































乾かしている間に、淡竹（ハチク）の持ち手に刺さる部分を円柱に削り





































穂先も同じように削る。

刺さる部分まで。

両方とも固定してしまう部分なので、印籠ほど神経質になることは無いらしいが

丁寧にいっておきたい。




































さー乾きました！！

と

まだ塗れません。


今度は、刷毛を洗う為のへらを製作。

道具も自分で作っていくらしい・・・

今後も今日先輩に聞いただけで３つくらいあったような。。

楽しいのでいいのだが、何しろ自分の予想通りにことが進まないのでドキドキする。

何も考えず、真っ白な状態でいたほうが良さそうだ。

つい、職業病で段取りを先に考えてしまいせっかちな自分を抑える必要がありそう。

よい経験になりそうです。




へらはかなり力を入れて使うらしく

手が大きい人は柄が長い方がいいらしい。

木べらの小さいものと考えれば分かりやすい。

































マッハで完成させて、シンナーで刷毛洗い。

漆の刷毛は女性の髪の毛だそうで・・・

埃や、切れ毛を取り除く。



































さて、念願の塗りであります。

糸に沿って横に塗った後、竹の方から外にながす。



































一回目の塗り。

４箇所

あっという間に終わってしまいました・・・

研いで塗り、研いで塗りと上手な人で３回

普通は５回ほどで仕上げるらしい・・・

けっこう時間かかりそう。。




































師匠は、コンロに竹を通し



































曲がった竹をまっすぐにする作業中。

「ため」というらしい。

最初のうちは、焦がしたり、折ったり非常に難しいらしいので

まだまだ先の事の様だ。


































かっこいいです。


ありがとうございました！








６時間、腹が減ったので

いつもの刀硝麺へ。






































本日は、スペアリブ麺































今日の教え：ウサギは頭に来ると足踏みをするらしい・・・