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波に乗る料理人。 包丁とサーフボードを持って、極上の波と、未知の食材を探ります!よ
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料理の勉強に来ているという事もありますが、

基本的に苦手な食材が無い上、お米が主食なペルーでは食べ物に困ることはありません。





それでも、食べたくなってしまうものという物はあるもので・・・



スーパーやコンビニで醤油がミリン、ポン酢、ワサビ、のりなどが簡単に手に入らない海外

特に地方では、ある物で作らなくてはなりません。




今回は、ワンンカヨ、アヤクチョ、アンダワイラス、アバンカイ、クスコ、プーノと

リマから山岳地帯に入り南下、ボリビアに抜けてビザの更新を試みたところ

天然ガス問題で、国境付近で60名死亡の暴動・・・

安全策で海岸地帯まで4000m一気に下山し、チリに抜けることに。



その後、アレキパ経由でピスコに入ってきました。



一ヶ月近い長旅で、海をみるのも久しぶり

釣りもしたい・・・







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海岸地域は砂漠ばかり、川が流れるところに緑が存在し町が現れる。

ここピスコは首都の南にあるイカという県の中にあり

地上絵で有名なナスカもここにある。



雨も降らない乾いた土地では、昔から綿の生産量が多く

現在ではそこに葡萄の畑が広がる。



労働者であるアフリカ系ペルー人の文化が根強く残っていて

料理、音楽、ダンス特徴がある。







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その昔ピスコ大きな港町として栄えていたそうだが、隣町に港が移動

今は古びた巨大な桟橋が残っているだけで、どこか寂しい雰囲気が漂う。


古い言葉で「鳥」を意味するとも言われる「ピスコ」

ペルーを代表する蒸留酒の名でもある。


占領したスペイン人が母国へワインを輸出しようとしたところ

思った以上の質の高さに本国はそれを禁止

ワインが駄目ならばということで

砂を焼いた壷の内側に蜜蠟を塗って修道院で貯蔵され始めたのが

ペルー産ブランデー「ピスコ」の始まりだという話も聞いた事がある。



町の名前がお酒の名前なだけにかなり期待していたが、

結論から言うと、ピスコを買いたいのならイカに行った方が良い。









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目的は、郷土料理調査、市場調査と恐ろしい首都に戻る前の休養をかねての釣りである。

普段は10soles(400円)ほどの安宿で旅を続けて来たが

今回は奮発して55soles(2200円)

共同だがキッチンがついているところを選んだ。

ビリヤードの台もあるし、何しろ部屋が綺麗。









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市場へ買い物


竹のような素材で編んだ屋根から溢れる日の光が、木漏れ日のように商品を照らす。



東洋人はオッホス・ハラードス(目を引っ張った人たち)などと呼ばれ

道ではよく「チーノ!」と呼ばれる。

なんだかあまり気分は良くないが、悪気は無いようだ・・・


太っている人は「ゴルド(デブ)」だし

現地友人はやせているので「ペイェホ(皮)」というあだ名だった・・・












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上から

・猫の炊き込みご飯。

・鴨のロースステーキ

・(読めません)

・イグアナのコリアンダー煮込み

・犬のスープ



最初は本気にして、食べてみたいとまで思ってしまったが

上の写真の親父の悪戯だと分かったのはしばらくたってからだった。











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一緒に材料を探してくれた子供達

お父さんより仕事ができる。


生姜、ニンニク、アンチョベタ、万能ネギ、赤タマネギ

キッコウ醤油、豚のチュレタ、卵、砂糖、小麦粉

量り売りもしてくれるので便利


帰り道にパンと米も購入


酒は無いのでピスコも購入。








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炊飯器という便利な物に頼って生きて来た自分も

この頃には美味しく鍋でお米が炊けるようになっていた











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無い物は作る。

という気持ちが大切

挑戦してみると、その先には達成感がある。








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宿のオーナーご夫妻は、日本で働いていた経験があり

焼き肉屋の店長まで勤められたのこと

ずいぶん昔の事だそうで、日本語はほとんど出てこなかった








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それでも、このカツ丼の香りは覚えていたようで

食後に洗い物をしていると


「さっきは何を作っていたの?」

「カツ丼。」

「え〜〜〜!なんで呼んでくれなかったんだ!?」



釣りの餌を一緒に買いにいってくれたり

本当に親切にしてくれました。



お礼に釣ったチータ(黒鯛)でセビチェを作ってあげました。




先日の地震

被災地の写真を見てしまって以来、まだ連絡を取れずにいます。




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