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波に乗る料理人。 包丁とサーフボードを持って、極上の波と、未知の食材を探ります!よ
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 1年間のペルー滞在時、各地を移動しながら

料理の調査と同時に非常に興味のある事を調べていました。


民芸品です。


調理に使う器具はもちろん、衣服や運搬用に使用する織物など

そこから派生した伝統工芸の数々・・・


観光気分の抜け切らない初期段階

リマのお土産屋さんですっかりと虜になってしまっていました。

おもいっきりボラレながら。。




写真の整理を兼ねてですが、ご紹介させていただきます。

初回は、首都リマから一気に山に駆け上がった先にある山岳地帯

パパ・アラ・ワンカーナという料理の生まれた地Huancayo(ワンカヨ)




huancayo.JPG





























標高3350m

ワンカヨの中心、プラサ・デ・アルマスにあるカテドラル。

民芸品マテスというひょうたん細工を探ります。



まずはお土産やさんで生産地を聞きます。

ついでにバス停も聞いて、おおよその時間、金額なども聞いておく必要があります。



マテスの工場がある村は、コーチャス・チコというところでした。

乾季の8キロの移動は、標高のせいで歩く事はあきらめバスで移動します。



mates.JPG





































これぞアンデス。

ジャガイモ畑と農家の方々、青い空と白い雲。



コーチャスとはケチュア語の湖を意味する事だと思います。

チコはスペイン語で小さい

この先は、コーチャス・グランデという地名だそうですが

湖はありません。


左から右にあたりを見回した時の写真です



panpa.JPG

































pampa2.JPG

































pampa3.JPG

































pampa4.JPG

































pampa5.JPG





























こんな場所です。

ケミカルな素材が増え続ける田舎のゴミの処理、大きな課題です。





adobe.JPG





































建物やその塀は、日干し煉瓦(アドベ)を使ったものが多く

その上に漆喰を塗ってからペイントしたり

お金があれば焼いたレンガを使ったりと

用途と家主によって様々です。





techo.JPG






































南の山岳地帯では、新婚の新居などの屋根に牛を2頭

共に畑を耕す牛のように健康と豊作、繁栄を祈願して取り付けるそうですが

こちらもそうなのか、はたまたこれはなんという生き物なのか・・・

あまりにもまったりと寛いでいる。。





本題に入ります。




mates2.JPG





























こちらが「ひょうたん細工」マテスです。

現在ではいろいろな色を使ったカラフルな商品もあるようですが、

本来は、褐色のひょうたんの色と






mates4.JPG




























削りだした白い線

それと、線香のように燃えた炭に息を吹きかけながら焦がし付ける黒

3色です。





mates3.JPG





























農耕や調理、結婚式など1年の生活を描きます。






mates5.JPG































時間のかかる仕事です。






mates7.JPG





























形成されるひょうたんに手を加えるのでしょうか

そこまで聞けなかったのですが

長いひょうたんもありました。






mates8.JPG






























食用のチョクロなんかも干してあったりして我に返り

同時に料理の質問も出来ます。






74dcec33.jpeg





























子供は自然に育ちます。






mates9.JPG





























世界の首都へ講師にいったりもする長老の巨大な作品

きっとひょうたん作りからはじまり、乾かして、仕上げていく

立派な伝統工芸です。






mates6.JPG

































5cd138a8.jpeg






























社会科見学でしょうか

珍しいアジアのチーノに興味津々です。





hobejita.JPG

































2443d2ef.jpeg































いくら丈夫なマテスでもバスケットボールのように扱う若いリポーターには困ったものですが・・・

素敵な動画を発見しました。



伝統的な色彩に新しい画法を取り入れた作品欲しくなってしまいました・・・


3ヶ月かけて作った作品には2000US$の値が付いたものの手放したくないとの事。。


気持ちわかります。



「この仕事が好きなだけ」とサラッといってしまう彼女流石です。

好きこそ物の上手なれ

素敵な表情です。








勉強になります。

ありがとうございました




先生達リスト発見。

http://www.munieltambo.gob.pe:81/pdctores_list.asp?offset=150


購入も出来るのか・・・

僕の写真のお2人もしっかり出ていました。

作業を見せてくださった奥さんも、隣の長老もお元気でなにより。




そういえば、本日15時のアポイントで

業者さんがトゥナというウチワサボテンの実で作ったジュースを紹介にいらっしゃるそうです。

超楽しみ・・・



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日系ペルー人によって考えられたお料理といって教えて頂いた

タクタクという一皿。

フライパンに油

ニンニク、玉ねぎのみじん、アヒ・アマリージョをじっくり炒め

前日の余ったご飯と、フレホール(豆の煮込み)を投入。





tacutacu2.jpg



























万能ねぎを散りばめて、片面づつじっくり焼きます。



表面がカリッと香ばしく

中がフンワリというのが理想的!






tacutacu1.jpg





























付け合わせは、お好みなのですが

今回はピカンテ・デ・マリスコスを添えてみました。







f51d3492.jpeg

























前回ご紹介したTACU TACU

豆を調理にお時間がかかってします。事前にご予約下さいませ。




okonimiyaki.jpg























こちらは、先日のまかない。

山芋率80%のお好み焼き。






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pitan.JPG























アメ横で麩を見つけて作ったお粥。





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 一足先に内覧会ご招待いただき、国立科学博物館へ行かせていただきました!


日本人考古学者、島田泉教授が1978年から着手した北部海岸地方、砂漠の発掘調査

気の遠くなるような作業と忍耐力、教授の冴えた推測と現地チームの協力によって

1トンを超える、黄金を含む埋葬品が出土し世界的な大発見となった事ご存知でしたか?



詳しくはコチラTBSさんのサイトへ。




繊細な細工を施した金の装飾品

現地ではシパン遺跡で見たことがありましたが

当時の技術には本当に驚きです。



特徴的な、黒光りした土器を

当時の製法で再現しているビデオが流されていましたが

とても楽しそうで、参加したくなってしまいました。。




上野でも土器を作るイベントをはじめ、夏休みにあわせて各種イベントがあるようで

アルパカも遊びに来るそうです!




arpaca.jpg



































(金沢自然公園に最近やってきた子供アルパカ、妹による撮影無断で掲載)





最後になりましたが、荒井商店では本日より

新橋・ペルー料理店「荒井商店」との展覧会コラボメニュー
<展覧会期間中2009年7月14日~10月12日>

特別メニューご用意いたしました!





araishouten2.jpg
























詳細はこちら

シカン遺跡のある赤道に近い、北部海岸線ランバイ工ケ内チクラヨの名物料理を中心に

ペルーの豊かな食材が味わえるオリジナルコースになっています。


どうぞよろしく!







 「歴史を塗りかえた偉大な考古学者たち」

 

今回の展覧会の中心になる「主人公」はふたつある。古代に滅亡したシカン文化とそこに住んでいた人々の社会と生活がひとつ。そしてもうひとつのテーマは、大昔に滅んだ文化を調査研究によって再現する「考古学」という学問だ。その究極の目的は、人間とはいったいどのような存在なのかを知り、われわれはどこから生まれ、どこに向かおうとしているのかを問うことにある。考古学者たちは「文化とは、人間とは何か」という問いを胸に秘め、世界中に旅立った。ここでは過去に大きな業績を残した世界の考古学者たちの姿を紹介し、その足跡をたどる。


考古学者の回廊「考古学の世界へようこそ!」

考古学者はいわば時間を相手に知恵比べをする探偵のような存在だ。いったい彼らはどのようなやり方で古い時代の謎に挑み、今は消えてしまった社会を復元するのだろうか。考古学者の日常生活、発掘方法、研究方法などをここでは紹介する。シカン文化学術調査団(PAS)は、冶金、金属工芸、環境学、分子人類学など早くから他の学問分野との共同作業を進め、電磁波レーダー探査などの先端の技術を採用して、大きな成果をあげてきた。PASが目指した現代の考古学の方法を示し、同時に彼らが実際に発掘で使う道具類、考古学者の野外調査用ノートなどを展示する。

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江戸和竿 銀座東作
ginzatousaku.jpg





荒井商店、当日の空席情報。
twitterapi_logo.jpg


※お手数おかけしますが、お席の確保は必ずお電話でお願い致します。 03-3432-0368
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